久しぶりのテストプリント。
お題はRicoh GR DigitalのRAWから作成したモノクロデータ。ウェットプロセスで言うところのスプリットグレード法をベースにデータを作ってみた。まぁ、HDRと大差はないのですが。
紙は発売時プロファイルが配布されていなかったため放置されていたピクトリコプロ セミグロスと、ずーっとうまくいかない月光ブラックラベル、もっと実用したい伊勢和紙Photoです。
ちなみにプリンタはEPSON PX-5500で。
あと、今回はそれぞれ最黒を知りたかったのでグレースケールテストも。
月光黒ラベル
- 用紙設定:絹目調
- プロファイル:ピクトリコ純正(純黒・普通)
Photoshopでプロファイルを適用すると中間調がハイライトになり、ハイライトが飛ぶ。元データをアンダー目の軟調にしておいて、プロファイル適用後に修正するのが吉。中間調はだいぶアンダー目に。シャドウはRGB(0,0,0)ギリギリまで落とさないと黒がまともに出ない。ハイライトもRGB(255,255,255)ギリギリまで上げる。グレースケールをプリントして思ったが、異常に軟調なだけで黒もそこそこ出る様子。ただし、用紙設定絹目調ではマット紙であるせいもあって、ちょっと黒が浅い。クリスピアとかに設定してみると良くなったりしないだろうか。それともやはりRIPか。
最近見かけた自戒の言葉。
- 単写真で物足りない写真を集めたものが組写真ではない
- 売れる写真を作ることに引け目を感じることはない。買いたいと思ってくれる人がいることは評価されていることである。評価されない作品をアートと称して発表するのは自己満足である。
- 写真の展示/保管はブックマットの形態が最適。
ブックマットをやってみたい。
写真をブックマットしてみたい。
といっても額の中に入っているような状態にするだけですが、シートのままだと表面が他の紙と接してこすれることに神経質になるので、安定して扱えるブックマットを検討。
販売もブックマット、もしくは額装までした状態の方が買いやすいのだろうか? 「持ち帰ってすぐに飾れますよ」的な。ただ、ブックマット、額装を行うと販売価格が倍以上になりかねないのが悩みどころ。