ファインアートペーパー下調べ。

本気でオリジナルプリントをデジタル出力で作ろうと思うので、何はともあれ紙選びから。
現在の候補は以下の通り。

  1. キヤノン ファインアートペーパー・ミュージアムエッチング(ハーネミューレOEM*1
  2. キヤノン ファインアートペーパー・フォトラグ(ハーネミューレOEM
  3. ハーネミューレ フォトラグペーパー460gsm
  4. ハーネミューレ フォトラグサテンペーパー
  5. ハーネミューレ ファインアートパールペーパー
  6. クレイン シルバーラグ
  7. コスモス ピクトラン 局紙
  8. キャンソン モンバルトルション

条件としては、

  • 使用プリンタはキヤノンPIXUS Pro9000
  • サイズはA4程度(A3ノビもあるとなお良い)
  • 厚手
  • 無光沢紙もしくは、半光沢紙
  • 中性紙
  • プリント保護剤を塗布しても質感が悪くならない

といったところ。まだ上の候補が全てを満たすかは確認していません。

ハーネミューレはドイツの製紙メーカー、クレインはアメリカ、キャンソンはフランス、コスモスは日本。

さすがに上の全部は試せないので*2、ハーネミューレの製品は店頭サンプルで2種類くらいまで絞ろうかと思います*3。それでも結構かかるけど、まぁ仕方ないですね。ネット上ではアートペーパーの比較インプレッションがほとんど見当たらなかったので実験したらまとめたいと思います。
最終的な仕上げとしてはA4サイズに余白多めにプリント、バックシートで裏打ちして厚さを1mm以上に。最後にプリント保護剤を吹いて出来上がり。プリント保護剤は紫外線、湿気、こすれに耐性がつくLYSONプリントガードを使用予定です。
つか、本気でプリント一枚仕上げるのにいくらかかるんだろう?ざっと計算したらA4一枚プリントするだけで750〜1000円くらいかかるようです。意外とかかりますね。
しかも紙の傾向を知るまでに何枚もテストプリントして、さらに耐久性実験もやらないとならないから……(;´Д`)

他にも良さそうな用紙情報があったらコメントください。

*1:Mooの推測ですが、メゾンエルメスで行なわれた「木村伊兵衛のパリ」はこの用紙とPro9000の組み合わせで行なわれていたと思います。紙は明らかにアートペーパーで、色の乗り方が染料インクっぽかったのと、ちょうどPro9000の発売時期だったので。

*2:一番少ないパックで買ってもあわせて40kくらいになるので。レンズが買えちゃいます。

*3:絞っても20kは覚悟しないといけないけど。