アートとしての写真。

日本では認知度がまだまだ低い写真ですが、90年代前半から少しずつ認められてはいる様子。で、最近その手の情報をウォッチするようになってみると結構「日本もこれからだ」みたいな風潮があるらしい。
とはいうものの、写真って一点物ではない、むしろ大量生産品みたいなイメージがあるから、売るとしても値段設定とか、販売形式とか、ルールとかわかりづらい。そもそもアートの売買自体になじみのある人がそんなに多くない気がする。「アートは見るもの、持つものじゃない」みたいな。
で、こんなセミナーがあると興味をそそる。参加費10kでギャラリストとコネクション持つ機会ができると考えるとアリかなぁ。
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写真って平面芸術で比べれば、版画のようなもの、って思えば売りやすい。刷り数(リミテッドエディション)決めたり、とか。値段も同じくらいの大きさの一般的な版画の値段が参考になるし*1。平面に限らなければ、音楽CDが近いと思ってる。オリジナルはライブなんだろうけど、そのコピー(CD)が数千円で手に入る。アルバムが3kだけど、モノとしての価値は(写真を含む)絵の方が上*2だろうから5k〜10kくらいがお求め安いあたりなのかな、と思う。

*1:A4くらいのサイズで10kくらい。

*2:レンタル効かないし、限定100枚のCDとか超レア物でしょ? 写真だと限定50枚とか30枚とか当たり前だし、世界で30人しか持ってない、と思うと10kでは安すぎる気もする。