クリエイティブコモンズの強さを知った。

動画編集しようとしていてBGM音源の調達に迷っていたところ、前に聞いたPodcastで「ポッドセーフ」な楽曲を使っていることを思い出して調べてみました。
ポッドセーフを謳っている音源は当然権利放棄しているわけではなく、CCライセンスで楽曲を公開しているため、Podcastでも使用することができる、とのこと。

「おお、CCか」と権利条項を再確認したところ、使用が問題なさそうだったのでCCライセンス楽曲検索サイトを見つけていろいろ聞いてみています。
使っているサイトはJamendo.com。大手レーベルから発売されている曲並み(もしくはそれ以上)のクオリティの楽曲が合法的に無料で公開されています。
こういう柔軟な著作物の取り扱い、という方面については日本は非常に遅れていると思っているのですが、無料で公開しても著作者が不利益を被らない仕組みというのをもっと考えるべきなんですよね。
今の時代に「生産者」「消費者」という図式でしか考えられていないというのが問題な気がします。
「消費者かつ生産者」という層が確実に大きくなっていて、その層に対して「生産者」が生産物を無料で提供したとしても生産が増えることで業界が大きくなり、巡り巡って「生産者」に利益が還元される、という認識が広がればよいのに。
まぁ、消費するだけの層は対価を払うべきだと思いますが。
Give and Takeに介在するものが通貨だけである必要はないのだと思います。