プロジェクトマネージャ試験受けました。

というわけでIPA情報処理技術者試験のPM試験を受けてきました。
いわゆる高度情報処理試験、一応国家試験です。

試験直後に午前問題の回答が発表されていたようなので早速自己採点。午前I、午前II、午後I、午後IIの4部構成で午前I〜午後Iで6割以上得点して、午後IIの論述問題でA評価を取得することで合格です。

  • 午前I : 26 / 30 (0.86)
  • 午前II: 18 / 25 (0.72)

手応え通り、午前は問題なく突破したようです。午前IIはもう少し良いかと思ったのですが2択まで絞り込んで負けたところが多かったです。

午後問題雑感。問題冊子はこちらからダウンロードできます。

午後Iは4題から2題選択式です。ざっと問題を斜め読みして簡単そうな1と3を選択。
1は比較的一般的なプロジェクト全般にわたる問題でした。難易度はそれほど高くないのですが、文字数指定で回答する際によりよい回答文を考えるのに悩みました。
3はシステム移行に関する問題でした。時間制約がある移行計画に対してどういった準備をするか、というような問題でした。基本的には時間短縮案を優先、事前にリハして実施時間の計測、といった回答でOKかと。

午後IIは3題から1題選択式です。1つ目のリスクマネジメントに関する問題を選びました。
この辺は綺麗に作り話を踏まえながら話を展開するか、生々しく泥臭い話を展開するか悩みましたが、以前の情報セキュリティの時は泥臭い思考で回答を埋めていって合格したので、泥臭い話で行くことに。今担当しているプロジェクトが無事終わったものとして話を展開しました。
(1)携わったプロジェクトの特徴、(2)立ち上げ時のリスクとその分析方法、(3)リスク対応計画と実施状況及び評価、を回答するのですが、
去年度の講評を見たところ、(1)のプロジェクトの特徴がしっかり書かれていないと評価のしようがない、とのことだったので最初に力を入れて記述。
(2)はリスクと、それをリスクとした理由(類似プロジェクトで発生した、過去実績から、など)を記述しました。あくまでリスクとその理由だけで対策は書かない(講評にもリスクの分析と、対策が混ざってしまっている、という指摘があった)。
(3)は(2)であげたリスクに対する予防策、対応策を記述して、実際にどれが発動して、どれが予防できたのかを記述しました。

まあ大きく外してなければ合格かと思うのですが、午後IIは確信が持てない……6月の発表を待ちましょう。
これで受かってしまうと1.5時間程度の勉強で3つ目の高度情報処理技術者資格ゲットです。