包丁欲しい。

欲しいのはぺティナイフと牛刀なんだけど、藤次郎DPコバルトってのが安くてよいらしい。刃となる芯の部分にV金10号*1相当?と思われる鋼材が使われている。
牛刀、ぺティナイフ、柳刃、小出刃で揃えても2万チョイで揃うから確かにコスパは良いかも。まあ和包丁(柳刃、小出刃)は2千円くらい足すと白紙三号*2ハガネの業務用包丁買えるから微妙だけど。というかそもそも柳刃と小出刃は持ってるからいらない。

ちなみに藤次郎DPコバルトは刃渡りによってグリップサイズが結構大きく違っていて、探している牛刀240mmだとちょっとグリップが太すぎる。ペティナイフ120mmは細すぎ。牛刀210mmと、ペティ150mmがちょうどよかったのだけれど求めてる刃渡りじゃないんだよなぁ。

あと評判いいのはナイフメーカーのガーバーサカイが出している空VG-1シリーズとか。V金1号*3が全体に使われていて結構贅沢な作りのくせに安い。

他にもV金10号使ってる菊一文字光秀のFV10シリーズ(牛刀240mmペティナイフ125mm)とか。藤次郎DPコバルトと比べてこっちはV金10号だけで作られている。FV10は直接買うとちょっと高いけど、合羽橋で無銘で同じものが半額で買えるので結構手頃。

あとは合羽橋で見つけた無銘のV金5号の鍛造品も良さそうだった(どこで出してる奴だろ?)。ちょっと高かったけれどステンレスの鍛造品ってどうなんだろか……(ステンレスは叩いてもあまり変わらないとか、鋼ほどじゃなくても良くなるとかいろいろ聞くけど)。

空とV金5号鍛造品で揺れてる。FV10も悪くないんだけれど、グリップが洋包丁然としていてあまり好みじゃないんだよな(アウトドアナイフっぽい?うまく表現できない。口金が斜めになってたり、紫がかってるとか)。洋包丁は業務用ちっくな黒檀の三点ビス止めが好きです。

とりあえず物欲抑えるために今使ってるミソノのモリブデン三徳包丁をいつもより鋭角に研いで切れ味目指してみたら結構良い感じになった。切れ込み良すぎてすごい勢いでまな板に噛みついてる。そう考えるとゴムまな板結構良いかも、前のプラスティックまな板だとこんな研ぎ方したらすぐ切れ止んでた気がする。

*1:ステンレスでは研ぎやすく、切れ味が長持ちするとバランスよく評判の鋼材。ちなみにV金10号というのは武生特殊鋼材というメーカーの商品名。

*2:不純物の少ない鋼。白紙は混ざりものが少ない純粋な鋼に近く代表的な刃物用ハガネ。炭素量に応じて多い順(硬い順)に一号、二号、三号となる。日立金属の鋼材。

*3:武生特殊鋼材の鋼材。V金10号よりも切れ味の持ちがやや劣り、研ぎやすさが上回るとのうわさ。